ハイレゾ対応ゲーミングヘッドセット ASUS ROG DELTA 実機レビュー|浅広ゲー

ゲーミングデバイス
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ASUSのゲーミングブランドROGから発売中のROG DELTA。

ゲーミングでは珍しいハイレゾ対応、USB-TypeC接続と風変りなモデルのFPSでの使用やオーディオ用途での性能を実機を用いてレビューしていきます。

基本仕様

接続 有線 USB Type-C or Type-A(変換ケーブル使用)
対応機器 PC,PS4,Nintendo Switch,Mac,モバイルデバイス
重量 387g
コントロール イヤーカップ内
搭載ボタン ボリューム、マイクミュート、ライティングON/OFF
イヤーパッド レザー メッシュの2種類が付属
インピーダンス 32Ω
周波数特性(ヘッドホン) 20-40000Hz

特徴

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・ハイレゾ音源対応

ハイレゾグレードを謳う製品はあるが、ROG DELTAは正式にハイレゾ音源に対応。

音楽鑑賞用としても高い性能を誇る。

・ES9218 QuadDAC搭載

QuadDACを内蔵したESS Technology製のES9218を搭載。

4つのDACによるこれまでのゲーミングヘッドセットにはない127dbというS/N比(信号に対するノイズ量)のクリアな音を実現。

・デフォルトでUSB Type-C接続

本体から直出しの接続ケーブルがUSB Type-Cなので、USB Type-Cを持つスマートホンなどのデバイスに直で接続可能。

変換ケーブルを使用してUSB Type-Aでも接続可能なので多くの機器に接続できる。

・AURA SYNC対応

ASUSのライティング制御技術AURA SYNCに対応しており、他のAURA SYNC製品と連動して光らせる事ができる。

PCパーツメーカー大手のASUSの強みでキーボードやマウスといったデバイスだけでなくマザーボードやグラフィックボード、ケースファンとも連動させることができる。

外観

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名前の通りデルタ形状のイヤーカップが特徴的

ヘッドバンド付近の作りはしっかりしてい高級感がある

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イヤーパッドもデルタっぽい形状

内部のROGロゴがオシャンティ

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ヒンジ部は金属。

目盛りがついているので左右の均等に調整するのが簡単

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マイクは着脱式で柔らかくて自在に曲げられる

ミュートすると赤いランプが点灯するのでミュート解除忘れがない。

(友達が毎回戻し忘れてキレそうになるので勧めたい)

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コントロールは左のイヤーカップ

ボリュームは回転式ではなくノッチ式。押し込むとマイクミュートを切り替えられる。

上の切り替えスイッチはライティングのON/OFF

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こっちは付属のメッシュタイプのイヤーパッド

 

着用感

デルタ形状のイヤーパッドのフィット感がかなり不安だったが、意外にも気にならなかった。耳がいい感じに収まる。

締め付けは優しめだが、レザータイプのイヤーパッドが少し硬い。

2時間連続で使用してもメガネ着用でつけても耳が痛くなることはなかった。

冬にしか使用していないのでムレに関してはよく分からない。とりあえず今の時期は気にならなかった。

頭へのフィット感はしっかりと位置を調整すれば安定して首を振ってもズレたりしないが、適当に着用するとグラグラする。

ソフトウェア

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メーカーサイトからダウンロードできるARMOURY Ⅱを使用して音やライティングを設定可能。

ヘッドフォンとマイクの音量を個別で調整したり、プロファイル毎に音を調整できる。

ヘッドセット単体でイコライザーが調整できるのが良い。

ただ、ゲーム用の設定と音楽用の設定を分けて使用しているが、設定を切り替えるために毎回をソフト開く必要があるのがちょっと面倒。プロファイル切替スイッチ的なのが欲しかった。

また、ブラウザでYoutubeを見ている時は何故かイコライザが無効になっていた。

オーディオプレイヤー等では有効なので自分の環境がわるいのか?

ROG DELTAはPS4対応だがPS4上では設定を変更することができず、仮にPC上で設定してもPS4で使用時にはその設定は反映されないことに注意。

音質

イコライザーやすべてのエフェクトを切った状態でハイレゾ音源にて視聴してみた。

これまで使用していたどのヘッドセットよりも文句なしにオーディオ用途には良い。

音の分解能が非常に高く、高いS/N比と相まってクリアなサウンドを楽しめる。

もちろんそれはゲームにも反映され、細かな音を聞き分ける事ができる。

デフォルトだとゲーミングヘッドセットにしては低音が弱めなので、イコライザーにて少し上げてやることで足音もばっちり聞こえた。

ちなみに高低差の多いR6Sにて使用したが、上下の音がはっきり聞き分ける事ができた。

マイク

合計4名の友人と別々のゲームを通してVCで話してみたが特に変化を感じないと言われた。

これまではマイクに定評のあるゼンハイザーのヘッドセット使用していたので、少なくとも悪くはないだろう。

ミュート中はマイクが赤く光るのは非常に便利。

ライティング

点滅や常時点灯の基本のパターンからレインボー、音に合わせて光るなど設定できるがいかんせん自分からは見えないのであまり興味がなかったというのが本音。

着用時以外も光らせることもできるので、デスクを華やかにしたい人にはいいかも。

USB Type-CとiPhone

USB Type-Cは利点でも欠点でもある。

同じROGブランドから発売されているスマートフォンなどを想定しているのかもしれないが、日本ではトップシェアのiPhoneとの接続ができない。

USB Type-CからLightningコネクタへの変換を使えば物理的には接続可能だが、実際に使用できるかは不明だ。

まとめ

ROG DELTAのここが良い

・特徴的なデザインと高級感のある作り

・ハイレゾ対応の高い音質でオーディオ用途にも最適

・USB Type-Cを持つ機器とのスマートな接続

・設定ソフトで細かく音を調整できる

・マイクを外せばオシャレなヘッドフォンとして使える

ここがイマイチ

・Type-C,Type-A以外のUSBでの接続が面倒

・PC以外での設定変更ができない

こんな人にオススメ

・ゲームでも音楽でも使用したい

・持ち歩いてスマホで使用したい

勝てるヘッドセットとしても、スマホでも使える高音質のヘッドフォンとしても、ゲームも音楽も室内も屋外もROG DELTA1台で完結するのが一番の魅力だろう。

デザインや接続方法等、先進的な製品なので時代を先取りしたい人は是非。

終わり

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