福袋でkingstoneのHyperX CloudAlphaを購入しました。
PCでの使用はもちろん、PS4での使用やサウンドカードを使用した時の音の変化を含めレビューします。
基本仕様
接続:有線プラグ方式(4極1芯、3極2芯交換式)
タイプ:密閉型
重量:336g(マイクとケーブル含む)
インピーダンス:65Ω
接続は2芯と1芯のケーブルが付属していてどちらかを選択可能。
密閉型で周りの音を遮断。
インピーダンスは高めで、接続さきによっては音量が足りなくなる可能性あり。
特徴
デュアルチャンバー方式という構造で、高中音と低音のユニットを別々にすることにより、音をくっきりとさせて足音が聞き取り易いようになっている。
また頑丈な構造かつ長時間着けていても疲れない作りになっている。
付属品
1芯と2芯のケーブルとマイク、ヘッドセットを入れる袋が付属。
イヤーパッドの替えは無し。
マイクはスポンジで覆われていて、風切り音防止になっている。
外観
全体。
マイクと接続ケーブルは取り外し可能。
マイクはフレキシブルで自由に位置を調整可能。
マイクは風防のスポンジカバーが最初からついているので、風切り音が鳴りにくい。
赤いフレーム部はアルミ製。
イヤーパッドは柔らかいレザー製。
マイク、コードを外した状態。
よく言われているが、マイクはしっかりと奥まで刺さないと認識しないので注意。
自分もばっちり認識しなくて焦った。
コードにはマイクのオンオフと音量調整のボリュームがついているので、手元で操作可能。
着け心地
かなり良い。
これまでロジクールやゼンハイザーのヘッドセットを使用していたが、群を抜いて良い。
締め付け感はないが、それでいたしっかりと頭にホールドしている。
長時間つけても耳が痛くならない。
マイクは口から2~3cmの位置が推奨されている。
口の左側にセットするが、そのまま飲食しても特に気にならない位置になる。
PCで使用してみた
せっかくなのでゼンハイザーのPC360SEと聞き比べ。
PC360SE自体、本来2万円以上の結構評価の高い製品(何故かアマゾンで安売りされてる)なので、どこまで迫れるか。
PUBG
元々PUBGでは評判が高かったが、確かに素晴らしい。
単純な足音に関してはどちらのヘッドセットもはっきり聞こえ、上下の位相もばっちり。そこまで差が無かった。
が、水の音や飛行機の環境音の中でもCloudAlphaは足音が聞き分けやすかった。
また銃声の方向に関してはCloud Alphaが優れていた。
PUBGは音の方向が分かりにくいゲームなのだがかなりはっきり方角が分かる。
オーバーウォッチ
どちらも優れているが、単純な足音の聞こえ方で言えば若干PC360SEが上かなと思う。
が、戦闘中の雑音の中でも各効果音が聞き分けやすかったのはCloudAlphaであった。
乱戦中でも裏取りの足音に気づきやすいかもしれない。
R6S
CloudAlphaが足音の聞きやすさ圧勝。
室内で低音に寄ってるせい?
定位に関してはどちらもそこまで。これに関してはサウンドカード等で7.1chにするのが一番効くかもしれない。
マイク
4人のフレンドに比べてみて貰ったところ、流石にPC360SEが勝った。マイクの評価の高いメーカーなので流石に流石に。
CloudAlphaは少し籠ってるらしいが、別に聞きにくいわけではないとのこと。
また、口に結構(2cmくらい)近づけないと音が遠くなる。
感想(個人的な)
音の聞き分けに関してはCloudAlphaが優れている。
着け心地に関してもCloudAlphaが圧勝。軽い圧迫感なのにフィット感がある。
価格を考慮すると凄い。
PS4での使用した感想
本製品はPS4対応なのでもちろん使用可能。
4極タイプのケーブルを使用してコントローラーに直刺して使用する。
インピーダンスが高い為、PS4では音量が足りないかと思ったが、問題ない音量だった。
最大音量だと若干うるさいレベル。ただ、もしかすると人によっては音量が足りないかもしれない。
そういう人は別途サウンドカードを用意したほうが良い。
重ねて言うが、私個人としては音量は十分に足りていた。
サウンドカードとの組み合わせ
折角なので手持ちのSoundBlaster G5と組み合わせてみた。
まず音量が確実な量確保できる。(なしでも十分ではあるが)
音質の向上により音の解像度があがり、利点である環境音との聞き分けがさらに高レベルに。
単体でも十分な性能はあるが、さらなる高みを目指す人はサウンドカードを試してみてもよいと思う。
関連:SoundBlaster G5をPUBGやR6Sでの使用レビュー。PS4での使用やG6との違いも – 浅く広くPCゲーミング
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