最近HTPCを組みたい欲が強いので、自分向けにもHTPC組む際の注意点をまとめました。
今回はケースやファン・ファンレスといった基本的なところを簡単に。
・横置きケースを使用しよう
HTPCやオーディオPCはやっぱりオーディオラックに入れたいですよね。
オーディオラックに入れるなら横置きケースを使用する必要があります。
オーディオラックは1段あたりの隙間が200mmか250mmが多いです。
高さ200mm以下のケースがオススメです。
また、最近はITXタイプの小さい横置きケースが多いですが、ラックに入れる前提であればATXケースでいいんじゃないかなと思います。
また、NAS等でネットワーク経由のソースを使用するなら必要ないかもしれませんが、光学ドライブ用の5インチベイも欲しいですね。
オススメケース
最近は少ないATX規格の横置きですが、こちらは2018年発売。
フロントに表示パネルとボリュームノブを備えるまさにオーディオPC用。
開閉パネル付きの光学ドライブ用のベイで光学ドライブのベゼル色を選ばないのも良いですね。
ちなみに残念ながら、表示パネルの文字はシステムと連動したりしません。
HOME THEATER PC BY JONSBOの文字で固定です。
・ファンレスかファン有りか
音楽や映画を視聴する際にファンの動作音がノイズとなるため、ファンレス仕様で組みたいところですが、ファンレスとなると使用するパーツにかなり制限を受けます。
それでも、オーディオ用途であればそこまで熱量の多きい高性能なCPUを必要としないため、制限された中でも無理なく組めると思います。
動画の場合、4Kまでならファンレスも現実的ですが、4K+HDRとなると現在のところだとファンレスはちょっと厳しいかもしれません。
ファンレス向けオススメケース
ケース全体が巨大なヒートシンクとなり、CPUの熱をヒートパイプでケースに逃がす構造のファンレス推奨ケース。
この手のケースにしては安価な2万円代。
最大TDP95W(推奨は65Wまで)対応しているので、Core i3程度ならファンレス運用可能。
マザーボードはITX、光学ドライブはスリムタイプに対応。
電源は搭載負荷なので、ACアダプタタイプが必要になります。
DCアダプタ用ATX変換コネクタとAC-DCアダプタ
関連:
HTPCやオーディオPC向けに完全ファンレスPCを組もう – 浅く広くPCゲーミング
・オススメ静穏ファン
熱が気になりファン有りで組む場合には、静穏性の高いNoctua製のファンを使用したい。
Noctua NH-L9i – 95mm SSO2 CPUクーラー
Noctua NF-A12x25 PWM – premium-quality quiet 120mm fan
・電源も静穏性の高いものを。ファンレスが理想
ファン内蔵タイプが多い電源ユニットだが、ファンレスタイプも存在するので、そちらを使用したい。
SilverStone Nightjarシリーズ SFX-L準拠のコンパクトファンレス電源 SST-NJ450-SXL
こちらはSFX-Lタイプのファンレス電源。
SFXサイズではあるが-Lなので少し奥行があることに注意。
SilverStone Nightjarシリーズ 80PLUS TITANIUM認証ファンレス電源 SST-NJ600
ATXタイプのファンレス電源。TITANIUMで極限まで発熱を抑えています。
ストレージはSSDを使用したい
HDDは回転による音や振動を考慮して使用は控えたいです。
SSDを使用しましょう。
もしHDDを使用する場合はネットワークを経由して室外に置くなりしたいですね。
・終わり
今回はとりあえずこんなところで。
そのうち7.1chの為のサウンドカードについてもまとめたいと思います。
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