色々試して辿り着いたFortniteを144Hzで動かせる5万円未満(OS別)な構成例を紹介します。
動画版もあります(フレームレート付きプレイ動画あり)
目次
競技設定で144fps
Fortniteは最低画質だと解像度も落ちて汚いです。
下は競技設定といって最低画質から3D解像度と描写距離だけを最大にした設定です。
そこそこ綺麗かつ遠くの敵も表示されるのでガチでやるならこの設定がオススメ。
なので今回はこの競技設定で144fpsを出せる構成にしました。
理想は平均でなく最低で144fps以上出ることです。
大事なのはCPUとグラフィックボード
ゲームの動作に大きく影響するのはCPUとグラフィックボードです。
メモリも大事ではありますが、メモリはとりあえず16GBあればいいのであまり悩む必要がないですね。
CPU
60fpsならCPUパワーが無くてもグラフィックボードパワーで押していけますが、144fpsとなるとCPUパワーも必要になります。
CPUのゲーム性能だとコア数を気にする人多いですが、多ければ多いほど有利というものでもないです。
理想を言えば6コアですが、4コアでもFortniteとディスコード程度なら問題ありません。
現状オススメはIntelのCore i3 9100FとCore i5 9400Fです。
9100Fは1万円未満、9400Fは1.5万円程度で買えます。
この2種はグラフィック機能を備えていません。そのためグラフィックボードが別途必要ですが、ゲーミングPCならグラフィックボードは当然使用するのでデメリットになりません。
結果、同じ性能なのにグラフィック内蔵版の9100・9400と比較して30%以上格安です。
なので化け物じみたコストパフォーマンスを誇ります。
巷ではZEN2ことRyzen3000シリーズが話題ですが、この価格帯には存在しませんしそもそも15,000円程度の9400Fが26,000円以上するRyzen5 3600とゲームだけで言えば同じレベルの性能を誇るので勝負になりません。
というわけでCPUは9100Fか余裕があれば9400Fがオススメです。
付属のクーラーで十分に冷えるのもナイス。
ちなみに9100Fより下のPentium G5400だと100fps程度が限界でした。
グラフィックボード
最低画質とはいえグラフィックボードの性能も重要です。
一番のオススメはRadeonのRX570になります。
マイニングの盛り上がりと衰退の影響なのか市場に大量に出回って価格崩壊したイメージですね。
性能的にはGTX1650より上でGTX1650SUPERより下といった感じです。
GTX1650が1.8万円くらいするのに対しそれより性能の高いRX570は1.4万円程度なのを見ればいかにコストパフォーマンスがいいかわかると思います。
※2020年4月現在RX570が品薄で執筆時よりも値上がりしています
欲を言うとGTX1650SUPERにしたいところですが、あちらは2万円以上しますしそこまで大きな性能差がないと考えると微妙です。
ただ、RadeonとGeforceだとGefoceが主流なので様々な面で不利になる可能性は理解しておきましょう。
メモリ
とりあえず8GB×2の16GBにしましょう。
8GBでも大きな差はありませんが、稀にfpsがガクっと落ちる原因になります。
メモリクロックに関しては格安メモリの範囲(2400~2666MHz)だと差を感じませんでした。
実際のプレイ中のfpsを計測
上記のパーツを使用して実際にFortniteをプレイ中のfpsを計測しました。
メモリは2400MHzを使用しています
実プレイに近くなるようにディスコードを使用しながらプレイしました。
9400Fと9100FをRX570と組み合わせ、実際にゲームをプレイして計測したフレームレートをグラフにしました。
赤い線が144fpsのラインになり、これを越えてると144Hzモニターで遊ぶときに快適です。
9100Fを使用した場合、建物や車が大量にある街中のような場合、144fpsを割ってしまうことがちょいちょいありました。
ただ、平均フレームを見ればわかるように基本的には160~180fps以上出ていました。
敵との交戦中も安定して出ていましたのでプレイとしては気にならないと思います。
9400Fなら非常に安定して144fps出ますね。144を下回るのは極々稀でした。
他のゲームする場合でも安心感あると思うのでやはりオススメはこちら。
5万円未満での構成例
というわけで上記パーツでの構成例です。
パーツ | メーカー・型式 | 実売 |
CPU | Intel Corei3 9100F/Core i5 9400F | 9500/15500円 |
マザーボード | ASUS PRIME H310M-A R2.0 | 7,000円 |
グラフィックボード | MSI Radeon RX 570 ARMOR 8G J | 14,000円 |
メモリ | CFD Cruical DDR4 2666MHz | 7,500円 |
SSD | シリコンパワー SSD 256GB | 3,500円 |
電源 | オウルテック FSP Raider 500W Bronze | 4,000円 |
ケース | Versa H18 | 3,000円 |
合計価格 | 49,500/54,500円 |
※電源はこちらで代用可能
9100Fで大体49,500円
9400Fで大体54,500円になります。(19年12月の実売価格を参考にしています)
ちなみにfpsの計測もほぼこの構成で行っています。(RX570が別メーカーの同等品なのと性能に関係しないSSDと電源が違います。あとケースに入れてない)
5万円に抑えるためにSSDの容量ケチってますが240GBだとOSとFortniteだけで1/3くらい埋まってしまうので他にもやりたいタイトルあるなら500GBにしたほうがいいですね。
他のゲームの動作について
簡単にですが上記の構成で他の人気タイトルをプレイするときのfpsを。
APEX Legends 最低画質設定
平均で130fpsくらいです。
屋外で乱戦になっても110fpsくらいは出ますが基本140fpsを割ってます。
PUBG 最低画質設定
屋内と屋外で差が大きく、屋内だと160fpsくらい出ますが、屋外は100fpsを割ることもあります。
100付近だとさすがにちょっと違和感を感じることもありますね。
シャドーオブトゥームレイダー:中画質設定
グラフィックが凄くきれいな重量タイトル。
付属のベンチマークにて平均64fps程度。
実際にプレイしているとイベントシーンなどで56fps程度まで落ち込むこともあります。
ソロプレイタイトルなのでそこまでフレームレートを求める訳ではないですが、もう少し性能が欲しいところですね。
モニタとOS込みでも8万ちょっとで144Hzゲーミング可能
上の5万円の構成例にプラスして
大体1.6万円くらい。旧パッケージ版などを探せば1.4万くらいがあるかもしれません。
144Hzモニター:画像はAOC ゲーミング モニター C24G1/11
最近はセールで2万円を切ることも多く、アマゾンやNTT-Xの特売なら1.7万以下でそれなりのものが買えます。
これらを合計で最安で3万、高くても3.5万くらいでは買えるのでPC本体を合わせても8万ちょっとで144Hzゲーミング環境が完成します。
デバイスだけは別料金になりますが・・・
意外とお安くPCゲーミングを始められるので良ければ自作に挑戦してみてください。
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コメント
えdfw
GTX1650だとどれくらいになるのか?
これ本当にできるのか不安誰かおしえて
今だと品薄で少し高くなりますが、問題なくできますよ
一応実際に組んで試した結果を載せてるので
このマザボは1650superつかえるんですか?
現行グラボなら問題なく使えますよ~
返信ありがとうございます!
I5と1650superではフォートナイトとAPEXで何FPSでるでしょうか?
グラボ、Amazonで値段見たら高かったんですが(値上がりした?)代わりとして使えるものを教えて欲しいです
この構成でRX 570をぬいてGTX1650 superを入れることは可能でしょうか?
>名無しのごんべえさん
9400Fと1650SUPERなら画質を低めにすればフォートナイトで200fps,APEXで160fpsくらいですかね。
試しいてないのではっきりとはわかりませんが
>フォートナイト大好きさん
1650SUPERでも1660でも大体使えますよ
RTX2060を入れることは可能ですか?
グラボ、Amazonで値段見たら高かったんですが(値上がりした?)代わりとして使えるものを教えて欲しいです