Intel Core i7 9700Kを購入しましたが、これまで6700Kで使用していたIZUNAでは不安な為、サイズ製の空冷式CPUクーラー無限五 TUF GAMINGを購入したので無限五のレビューと一緒に9700Kで使用したときの温度をまとめました。
目次
無限5 TUF GAMINGについて
サイズが出している空冷CPUクーラー。
無限五 Rev.Bと基本仕様は同じですが、ファンがRGBになってるのとRGBヒートシンクカバーがついています。
ファン:120mm
クーラー全体の高さ:154mm
定番の虎徹マーク2よりも大型ですが、忍者よりは小さいです。
ファンについて
サイズ製のKAZE FLEX RGB 120mmファンが付属しています。
4隅のラバーが通常の黒から黄色に変更された特別バージョンです。
PWM対応で回転数の調整可能。
回転数は300~1200rpm。最高回転数でもケース内だと気にならない程度に静かです。
取り付け
使用工具は付属のドライバーのみで大丈夫です。磁性付きの+ドライバーが付属しています。
バックプレート+ばね付きねじで固定です。
マザーボードの裏にバックプレートを付け。
ベース金具を取り付け。
ベース金具にばね付きねじで固定します。
ねじは締めきるだけでバネの力で適正な力でCPUにヒートシンクを押し付けられます。
ちなみに片側のねじはヒートシンクに空いた穴から回します
ファンの取り付けはフック式です
画像からわかりますが、メモリ側のヒートシンク固定ねじはファンがついた状態だとファンが邪魔で締められません。
取り付けた状態です。
ヒートシンクは後ろ側にオフセットされているのでメモリと干渉しません。
高さのあるメモリを使用する場合に安心です。
余談ですが、マザーボードとケース上部の空間が小さいケースだと、ヒートシンクにファンを固定する作業がケース内だと難しいです。
自分は画像のようにファンの片側だけフックを引っ掛けた状態で少しずらしてヒートシンクの取り付けねじを締め、そのあとに反対側のフックを取り付けています。
マザーボードにヒートシンクとファンを取り付けた状態だと、マザーボードの固定ねじがつけられないため、どうしてもこの方式になりました。
RGBライティング
ファンとヒートシンク上部のカバーは好きな色で発光可能です。
発光にはRGB4ピンを使用しますので、マザーボード上にRGB4ピンがあるか確認が必要。ない場合は下記のようなコントローラーを追加する必要があります。
Cooler Master Wire RGB Controller C10L 小型RGBコントローラー FN1180 RE-C10L-RGB-R1
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発光中の画像です。
カバーの発光が特に綺麗で、空冷大型ヒートシンクの野暮ったさが上手く消えます。
9700Kで冷却性能のテスト
テスト環境は以下の通り
CPU:9700K(定格設定の最高マルチコア4.6GHz)
グリス:Thermal Grizzly社製 Kryonaut
メモリ:DDR4 2666MHz
GPU:GTX1080
ケース:Inwin A1(ITXサイズ)
ケースファン:底面吸気2個 背面排気1側面排気1
FF15ベンチ
4K高品質の最高設定を2周した後の温度です
最高65℃ 平均50℃台
どちらかというとグラボへの負担が大きいので参考にならないかも
Powerdirctorでの動画出力
動画編集ソフトでエフェクト盛り盛りで動画出力
最高63℃ 平均50℃台
CPU使用率90%後半出てたけどあまり上がらないですね。
OCCT
負荷オンにして5分と10分時の温度
5分で最高73℃
10分で最高73℃
平均60℃後半から70℃前半にじりじり上昇しました。
5分経過後はあまり変化なし。
良好良好
CINEBENCH R20
マルチコアを3周させた後の温度を測定
平均70後半
うーん少し高いですが、まあ許容範囲でしょう
無限5で9700Kいけないこともない
ケースファン4個では問題なく使用できそうです。
エアフローが良いケース前提でいえば問題なく使えそうです。
最高で78℃まで観測しましたがCPU温度の許容値って人によってバラバラなので最高80℃でもOKって人はどうぞ。
不安なく使いたい人や、オーバークロックするって人は9700Kにはおとなしく簡易水冷以上を推奨します。
おしまい
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