友人に頼まれてバイオハザードRe2がヌルヌル動くPCを組んだので、それを例にパーツ選定の流れを紹介したいと思います。
初めてPC組む人の参考になればよいな~と
動画版もあります
ベンチあり!OS込み13.5万円未満でRTX2060搭載のほどほどゲーミングPC組みました – YouTube
目次
要求仕様
友人からの依頼は
・バイオハザード2Reがヌルヌル動く
・15万以下でなるべく安く
とりあえずバイオハザード2をFHD60fpsで動かせることを目標にしました。
パーツ選定の流れ
ネットで必要スペックを検索しグラボ選定
「バイオ2 60fps 」みたいな感じで検索。
【ゲーム】 『バイオハザード RE:2 1-Shot Demo』の各種ベンチマーク公開 : ニッチなPCゲーマーの環境構築
検索でヒットした上記サイトにてグラフィックボードにはGTX1070以上が必要とのこと。
GTX1070は現状、新品の入手が難しいので現行品のRTX2060を選定した。
製品に関してはGIGABYTE製が信頼性の高いメーカーかつ安かったのでそれを選んだ。
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関連:グラボ交換前に!同じGTX1060のグラフィックボードの選び方と確認ポイント! – 浅く広くPCゲーミング
グラボからCPUを選定
シビアに選ぶ必要はない。
RTX2060の足を引っ張らなければよい。
「RTX2060 CPU」で検索。
が、RTX2060の発売から日が浅いせいかイマイチ。
仕方ないので、RTX2060と同程度の性能といわれるGTX1070で「GTX1070 CPU」で検索。
ボトルネックの心配なし、グラフィックボードとCPUの相性リスト | ちもろぐ
大手ブログがしっかりと検証してくれたようで、i5 8400あれば十分とのこと。
8400の現行版の9400Fを選ぶことで少し性能アップさせ余裕を持たせることにした。
9400Fはグラフィック機能がなくてマザーボードからの映像出力が使えなくなるが、今回はグラボ前提なので特に問題ない。
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CPUからマザーボードを選定
INTEL製LGA1151ソケットの第6世代以降CPUとチップセット対応表 – 浅く広くPCゲーミング
使用するPCケースが決まっているのであれば、マザーボードのサイズの規格をケースに合わせておく必要がある。
今回は諸事情によりMicroATXサイズのケースを使用するので、MicroATX企画のマザーボードにする。
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メモリはゲーミングなら16GB
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ストレージはゲームするならSSD 500GB以上
ゲーム用途ならHDDと比較してローディングの早いSSDにしたい。
m.2タイプと2.5インチタイプがあるが、ケースのストレージ設置スペースに余裕があるなら2.5インチタイプがコストの面でお勧め。
SATA接続と非常に高速なNVMe接続があるが体感速度でいうとそこまでの差を感じられないことや発熱・金額の面でSATA接続を選んだ。
容量は人によって意見が分かれるがゲームだけならとりあえず500GBあれば足りる。
というわけでCrucialのSATA接続2.5インチの500GBを選択。
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今回はセールだったのでCrucial製を使用しているが、よほど変なメーカーでなければどのメーカーでも構わない。
大手メーカーの公式アカウントが「ぶっちゃけると大手メーカーだとSSDの品質に差は殆どない」と言っていたのを見たし。
サムスンやウェスタンデジタル、Sandiskにトランセンドといったメーカーを選んでおけば大きな問題にはならないだろう。
動画編集等をする人は大容量のHDDを別で用意するとよい。
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関連:自作PCのHDD・SSD・M.2・NVMe、ストレージのタイプ比較と用途別おすすめ – 浅く広くPCゲーミング
光学ドライブ
最近は非搭載が多い光学ドライブ。
初心者の人はマザーボードのドライバーディスク等を使用するためにあったほうが楽かもしれない。
ただ、基本的にすべてネット経由でPCに入れられるのでなくても困ることは少ない。
また、そもそも搭載不可なPCケースも多い。
とりあえず今回は搭載せず、どうしても必要なら外付けのDVDドライブを購入することにした。
最近は2000円半ばで買えるし。
電源
グラフィックボードの仕様に書いてある推奨電源容量から容量を選んでいる。
よほど変な構成にしなければこれで問題ない。
厳密に計算したいという人は電源容量計算サイトを使用する手もあるが、個人的にあれもそこまで正確に算出できないのでグラボの推奨容量でいいかなと思っている。
メーカーや80PLUSのランク等いろんな意見もあるが、10万前後の構成なら玄人志向のブロンズ電源でも十分。
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関連:自作PC初心者向け:電源ユニットの選び方、規格の説明やおすすめメーカー – 浅く広くPCゲーミング
ケース
今回は光学ドライブも使用せず、ストレージも2.5インチ1個なのでマザーボードのサイズ規格と適合してグラボが入ればいいので割とMicroATXサイズ以上なら大体何でもよい。
グラボの長さだけは確認しておこう。
ちなみにInwinのMicroATXケース301を選択している。
1万円前後とちょっと高い部類だが、底面にファンを設置可能でグラボの冷却に強いのと自分の手持ちで余っていたから選んでいる。
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CPUクーラー
9400Fに付属のクーラーでも十分に冷えるのが、うるさいことはうるさいので別途CPUクーラーを用意した。
使用するPCケースのInwin301が対応しているクーラーの高さが最大160mmまで。
9400Fはそこまで発熱の大きいクーラーではないので120mmファンを搭載したクーラーなら十分に冷える。
今回はケースと同じく手持ちで余っていたサイズ製のIZUNAを使用した。
しかし取り付けがプッシュ式という使いにくい方式だったので、虎徹Mark2という製品が取り付けがしやすくより冷えてより安いタイプ(上位互換では?)をオススメする。
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総パーツリストと金額と完成画像
選定されたパーツのリストです。価格は参考価格です。
パーツ名 | 予算 | 製品例 |
CPU | 23,000円 | Intel Core i5 9400F |
CPUクーラー | 3,800円 | サイズ IZUNA |
マザーボード | 9,500円 | Asrock H370 Pro4 |
メモリ | 11,500円 | CFD DDR4 2666MHz 8GB×2 |
グラフィックボード | 47,000円 | GIGABYTE RTX 2060 6GB OC GV-N2060OC-6GD |
ストレージ | 7,800円 | Crucial SSD 480GB BX500 内蔵2.5インチ |
電源 | 5,200円 | 玄人志向 電源 KRPW-BKシリーズ 80PLUS Bronze 550W |
ケース | 11,000円 | Inwin 301 |
総額12万円弱
Windows10を入れると13.5万円くらいになりました。
あとケースにファンが1個もついてないので手持ちの120mmファンを追加しています。
それも入れると14万円くらいかな。
完成画像
外観
内部画像
底面2個と背面1個の120mmファンを追加しています。
前面にも追加したほうが良かったかも。
実性能とかベンチとか温度とか
FF15ベンチとレインボーシックスシージのベンチマークスコアだけ載せます。
比較用に以前の記事の値を使用しています。
OS抜き予算10万円でGTX1660Tiと9400FでゲーミングPCを自作してみた – 浅く広くPCゲーミング
FF15ベンチ
1920×1080の高品質・フルスクリーン
今回組んだPC:8121
9400F+1660Ti:6898
6700K+1080:8328
9700K+1080:8800
グラボが違うだけのGTX1660Ti構成と大きく差が出たのが驚きです。
さらに自分のメインマシンである9700K+1080とも1割くらいしか変わらない・・・
9400F+RTX2060凄い。
レイボーシックスシージ
1920×1080の最高品質です。
今回組んだPC:234.4
9400F+GTX1660Ti:全般平均213.9
6700K+GTX1080:全般平均209.2
つよい(確信)
バイオハザードRe2
えー、肝心のバイオ2ですが自分は持っていないので確認できていません(笑
受け取った友人曰く平均90fps以上で60を下回ることはないと言っていましたが・・・
温度
FF15ベンチをひたすらループさせてみました。
CPUの最高が55℃、グラボが最高75℃でした。
少しグラボが高いのが気になります。
まとめ
という感じで、いつもこんな感じで組んでいます。
自分は慣れているので別段難しいことはないけど、初めての人は難しいかったりするのかな?
性能に関しては9400F+RTX2060、かなり良い
RTX2060の実力は想像より大分高かった。
この結果を見て6700K+1080なメイン機が霞んだのでそちらをアップグレードをしたレベル。
それの記事はまた今度~
ただ、あと2万くらい足すと9600K+2070にできるので予算に余裕のある人はそれもいいかも。
コメント
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