ギガバイトのRTX2060、GV-N2060OC-6GDを購入しました。
RTX2060製品の中では比較的低価格なので購入を考えている人も多いのではないでしょうか?
簡単にレビューしたいと思います。
ちなみにRev1.0と2.0がありますが映像出力端子の位置が違うだけだと思います。
基本仕様
製品名 | GV-N2060OC-6GD |
---|---|
チップ | NVIDIA GeForce RTX2060 |
接続 | PCI Express 3.0 x16 |
メモリ容量 | 6GB GDDR6 |
コアクロック | 最高1755MHz |
メモリスピード | 14Gbps |
モニタ出力 | HDMI2.0b×1 / DisplayPort1.4×3 |
冷却 | 90mm空冷ファン×2 2スロット占有 |
補助電源の有無 | 8ピン×1 |
サイズ | L=225.65 W=122.02 H=40.5 mm |
最高クロックはオーバークロックモデルにしては控えめ。
上位モデルだと1800MHzオーバーな製品が多いのを考えるとちょっと物足りない。
この製品より5千円ほどやすいPalit製は1830MHzあるので、とりあえずコスパって人はそちらがいいかも。
HDMI2.0が1個しかないので、ディスプレイポートがないモニタを複数使用したい人は注意。
カード長さは225mmと短いが、冷却ファンも90mmが2個と弱め。
同じギガバイト製で見た目のそっくりなWindForceというタイプの製品はファンが100mmになっている。
外観・付属品
ファン側
ケースから見える側
ちなみにこのロゴは光りません
基板裏
しっかりとしたバックプレートがついている
出力ポート
HDMI2.0bが1個とDP1.4が3個。
付属品
クイックガイドとドライバディスクのみ
性能とか温度とか音とか
性能
RTX2060自体に関しては簡単に言うとGTX1070Ti程度。
細かい実性能に関しては大手のベンチマークを参考にしてほしい。
また、この製品を使用して9400F+2060で自作した記事もどうぞ
OS抜き予算12万円の9400F+RTX2060構成でバイオ2ヌルヌル自作PCを組む パーツの選び方の例 – 浅く広くPCゲーミング
温度
温度に関してはやはり少し高いかと思う。
ボードのすぐ底面に120mmファン2個ついた状態でFF15ベンチを回したところ75℃まで上昇した。
同じ条件を3連ファンのGTX1080でやってみたところ65℃だった。
90mm×2というあまり強くないファンだと冷やし切れていない印象。
エアフローの良いケースで使用したい。
動作音
ファンの回転音に関しては特に通常時は無音に近い。
高温時はファンが高回転になるがそこまで大きな音ではなかった。
まとめ
良い点
・比較的やすい
・安くてもバックプレートがついている
・ギガバイトという安心
悪い点
・冷却性能が貧弱
・オーバークロックモデルにしては最高クロックが低い
・光らない
ギガバイトという大手メーカーでありながら4万円台半ばというRTX2060モデル群では比較的安い。
それでいてバックプレートもある。
しかしファンが貧弱で冷却性能に不安があり、そのためか最高クロックも控えめに。
また、まったく光らないのはちょっと寂しい。
こんな人にオススメ
大きめのケースでエアフローが良好な人で
ほどほどの性能を低価格で手に入れたい人には良いだろう。
GIGABYTE NVIDIA GeForce RTX 2060 搭載 グラフィックボード 6GB OCシリーズ GV-N2060OC-6GD
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