ゲーミングマウスのスペック(仕様)を見たときに出てくる単語たち。
LODやDPIやIPSといった単語。
DPI以外は基本マウス以外で使用しない単語なので最初はまずわからないです。
今回はそれらの単語を浅く広くわかりやすくをモットーに解説してみます。
・DPI(CPI)
Dot per inch(Counts per inch)
マウスを1インチ動かしたときにマウスがカウントする回数。
1インチをその数値の数だけ分割するので、数値が高いほど細かい動きを拾えます。
細かく拾えますが、正確に拾えるかは別なので注意。(細かすぎて広いきれない等)
DPIとCPIの細かい違いや意味が気になる人は別で調べてください!(知ってもあんまり意味がない)
・IPS
Inch per second(インチ パー セコンド)
マウスが1秒間に処理できる移動量で、マウスが耐えられる最高速度に影響。
高速でマウスを動かしたときに読み取りエラーが出にくくなる。
高いほど良い。
・加速度
マウス正常に読み取ることができる最大加速。
マウスを急に動かした時の動きに影響。
高いほど良い。
・LOD(リフト オフ ディスタンス)
マウスを持ち上げたときにセンサが反応しなくなる距離。
基本的には小さければ小さいほど良い。
数値がこの距離が大きいと、マウスを持ち上げる動作をしたときにポインタがズレやすい。
FPSなどでマウスをテーブルの端から持ち上げて真ん中に戻すときに特に影響する。
・ポーリングレート(レポートレート)
マウスとPCが通信を行う頻度。
1000Hzなら1秒間に1000回。
数値が高いほど頻度が細かく、素早くマウスの動きが反映される。ポインタの位置が更新される頻度も細かくなるのでマウスの動きもなめらかになる。
が、1000Hzで1ms。500Hzで2msなので、1msの違いを体感できる人はいるのだろうか。
・ネガティブアクセル
DPIが高すぎたり、マウスの動きが速すぎるなどの様々な要因で発生する読み取りエラー。
実際のマウスの動きよりも少ない移動量を検出し、マウスの動きと画面上のポインタの動きに誤差がでる。細かいエイムが必要なFPSではいかにこれを起さないかが大事。
最近のマウスでは殆ど発生しないが、実際のマウスの動きよりも大きい移動量を検出するポジディブアクセルもある。
・あまりスペックに拘らないほうがよい
折角解説したのにいうのもアレなんですが、最近の中堅以上のゲーミングマウスはどれもセンサは素晴らしく、体感できるほどのスペックの違いは少ないです。
なので、単純に重量や接続方式・持ちやすさで選んだほうが良いです。
それでは~
コメント