Antec P10 Flux レビュー グラボが冷えるPCケース

PCケース
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Youtubeチャンネルの方でAntecのP10 Fluxを提供いただいたのでこちらの方でもレビューします。

製品提供:Antec Japan様

Youtube版はこちら

 

P10 Flux概要

AntecのパフォーマンスシリーズのATXケース。実売価格は1万円前後。

性能重視で魅せるケースではなくサイドパネルのスチールパネル。

型式後ろのFLUXとはFlow+Luxuryで優雅なエアフローという造語だそうです。

 

5個の付属ファンで正面+底面から吸気し背面から排気することで内部の熱を効率に逃がし、

ファンのノイズは各所に貼られた吸音材で中に閉じ込めるようにできています。

 

仕様

Antec P10 FLUX
寸法 486(H) x 220 (W)x 477(D)mm
フロントI/O USB 3.0×2 オーディオIN/OUT ファン切り替え 電源
対応マザーボード ATX,MicroATX Mini DTX, Mini ITX
対応電源ユニット ATX
対応CPUクーラー 最大高さ175mm
対応グラフィックボード 長さ: 405mm
付属ファン リア 120mm×1 フロント 120mm×3 電源カバー上 120mm×1
対応ファン リア120/×1 フロント120mm×3か140mm×2
電源カバー上 120mm×2
対応ラジエーター フロント 最大360mm
ドライブ 2.5/3.5インチ共用×2  2.5インチ×3 3.5インチ×1 5インチ×1

 

外観

正面

フラットなつや消しアルミパネル。左下にはパフォーマンスシリーズのロゴ。

パネルは扉式でパネル内側に吸音材と、本体側にフィルター

この扉は蝶番を簡単に付け替えて、逆開きにすることも可能。

 

フィルターの奥には120mmファンが3個装着済みです

 

上部には5インチベイ

 

左側面

透過なしのスチールパネルになっています。

 

右側面

右もスチールパネルですが、下部が吸気用のメッシュなっています。

 

背面

拡張スロットは補強レールつきになっています。

 

上部

上部に吸排気口はありません。

 

フロント側右にI/O類があります

 

底面

電源側に着脱可能なフィルターがありますが、背面側にしか抜けないのが×。

 

 

ケース内部

ケース内部マザーボード側

電源隠しは銘板が見えるようになっています。

 

付属のファンを電源カバー上部に取り付けた状態です。

このファンは逆転ファンになっていて、ファンガード側から吸います。

なのでこの状態だと底面から吸って、ケース内部に吐きだします。

 

マザー裏側

 

メンテナンスホールはかなり大きく取られています

 

ケーブル整理用のマジックバンドつき

 

吸音パネル

ケース各所に吸音パネルが取り付けられています。

ケースフロントパネル内側

 

左パネル内側

ケース上部内側

 

右パネル内側

 

下側はマグネット式のダストフィルターになっています。

 

ファンとファンコン

付属ファンは120mmが5個。

フロント(吸気)の3個

こちらは140mm×2に換装可能かつ360mmのラジエーターも使用可能です。

 

背面(排気)

 

電源カバー上部(吸気:こちらは付属品にあって自分で取り付け)

ちなみに隣にもう一つ取り付け可能ですが、電源ユニットで殆どふさがるのであまり意味は無さそう。

 

ファンはすべてマザー裏にあるファンコンに3ピンで接続されています。

このファンコンはケースフロント上部にあるスイッチで回転速度を切り替え可能(2段階)。

2段階の弱の方でもそこそこ回転数があり、超静かって程ではないのですが

マザー側で細かく制御したい場合は4pin PWMファンに換装する必要があるのがちょっと難点。

 

 

フロントI/O

ケースフロント上部のI/O類

各種ポートはキャップ付きですが、キャップはすぐに紛失しそう・・・

 

電源スイッチ、ファン切り替えスイッチ、電源/アクセスランプ、USB3.0×2、オーディオIN/OUT

USB Type-Cが欲しかったところですが、この価格帯だと難しいんでしょうね。

 

配線スペースに関して

マザー裏の深さがそこそこあり、配線を収めるのにそんなに苦労しませんでした。

 

ケーブルホールはしっかり備わっているのでケーブルの経路には苦労しませんでした。

 

電源ユニット横の共用ベイは取り外せるので、使わないなら外しておくとケーブルが収まりやすいです。

 

ケース質感に関して

正直なところ、剛性にはちょっと不満があります。

ペラペラとはいいませんが、もう少しスチールに厚みがあったらよかったです。

 

作例

実際に組んでみるとこんな感じです。

パーツ名 メーカー 型式
CPU AMD Ryzen9 5950X
CPUクーラー Noctua NH-D15
マザーボード MSI B550 GAMINGPLUS
メモリ CFD W4U3200CM-8G
SSD WD SN550 1TB
電源 ANTEC NE850 Platinum

CPUクーラーのNH-D15は入ることは入りますが、ヒートシンク付のメモリだとその分上にズレたファンがサイドパネルにあたり閉まりません。

裸メモリじゃないとまず使用できません。

長さ300mmのTUF RTX3080だとグラフィックボードの長さに大分余裕がありますね。

 

今回のマザーのように下側にUSB3.0のコネクタがあると、電源カバー上部ファンに干渉してしまいます。

 

一応3.0用L字コネクタで回避しています。

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静穏性と冷却性能

ファンの音、2段階の弱の方でも超静かって程ではないです。

うるさくはないですがPCが動作しているとはっきりわかる程度にはファン音がします。

強にしても大してうるさくもないですが。

気になる人はファンを換装するしかないですね。

 

ただエアフローは抜群です。

上記の構成でゲームをした場合の温度はサーマルテイクのH200 TG(レビュー)と比較して

CPU最大温度:76℃73℃(-3℃)

グラボ最大温度:70℃65℃(-5℃)

と、全体的に温度が低下しています。特にグラボは底面から冷えた空気を吸い上げらるためか-5℃と、

かなり改善しています。

 

良い点気になる点

P10 Fluxの気になる点

・剛性がちょっと足りない

・USB3.0コネクタと電源カバー上部ファンの干渉の恐れ

・ファンの制御が細かくできない

・USB-TypeCがない

 

P10 Fluxの良い点

・抜群のエアフローによる冷却性

・5個のファンが付属しながら10,000円程度というコスパ

・各所に備わった吸音材による静穏性

・各所に備わったダストフィルター

・ケース天板に物が置ける

 

まとめ

静穏ケースというよりは、圧倒的な風量を出しつつも音は閉じ込めるって感じのケースだと思います。

昨今のグラボはグラボ自体が冷えても排熱でケース内やCPU温度が上昇しやすいですが、

このケースならグラボの排熱も素早くケース外へ。

若干の安っぽさはありますが、性能と使い勝手は申し分ないです。

近年の魅せるケースとは異なりますが、性能に拘る人向けのケースだと思います。

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