自作PC向けのPCケースの選び方を分かりやすくまとめてみました。
選ぶ際に大事な5ポイントと利便性や機能性の4ポイントに分けて解説しています。
以前作ったリストも良ければどうぞ。全部で200種類くらいあるかな
2018年最新のPC用ケースリスト、オシャレからかっこいいまで45種。高さや価格の比較に最適です。 – 浅く広くPCゲーミング
目次
1.使用するマザーボードが入る大きさに
何よりもマザーボードが入らないと話になりません。
使用するマザーボードの規格を確認し、それに対応したケースにしましょう。
ちなみに大は小を兼ねるので、ATX規格対応のケースならMicro-ATXやMini-ITX規格のマザーボードも使用可能です。
EATX>ATX>Micro-ATX>Mini-ITXの順で大きいです。
2.使用するドライブのベイがあるか
ベイとは各ドライブを格納するスペースのことです。
DVDやブルーレイなどの光学ドライブを使用するなら5インチベイ。
HDDなら3.5インチ、SSDなら2.5インチになります。(2.5インチのHDDもありますが)。
使用するドライブの数ぶんのベイがあるか確認しましょう。
最近は光学ドライブを搭載できないケースも多いので、注意しましょう。
3.グラフィックボードが収まるか
グラフィックボードを使用する方は、ケースの奥行に注意です。
ハイエンドのグラフィックボードは非常に長く、ケースによっては収まりません。
使用するグラフィックボードの長さとケースの対応する長さを確認しましょう。
4.CPUクーラーの高さ
CPU付属の純正クーラーならまずケースに収まりますが、別売りのクーラーを使用する場合は高さによってケースのサイドパネルに干渉してしまいます。
ケースが対応するCPUクーラーの高さを確認しましょう。
5.対応電源ユニットのサイズ
基本的には気にしなくていいんですが、Mini-ITX等の小さいケースや極端に大きな電源を使用する場合は確認しましょう。
Mini-ITXケースはSFX規格という小さい電源や、ATX電源でも奥行が小さいものにしか対応していない場合があります。
また極端に大きな1500W電源等は奥行が長く一部のケースに収まらない可能性があります。
基本的にここまでの事を押さえていれば大丈夫です。
ここからは機能性や利便性に関する項目になります。
6.フロントI/Oパネル
ケース全面の端子類の数や種類は使い勝手に関わるのでチェックしましょう。
USB機器を複数個繋ぎ変える人はフロントにUSBポートが少ないと大変です。
USB3.0が2個以上あるといいですね。
7.付属ファン、ファン搭載可能数
冷却用のファンがケースについている個数や、搭載可能数を確認しましょう。
最低でも背面の1個は欲しいので、付属数が0の場合は自分で買い足さないといけません。
ハイエンドなCPUやグラフィックボードを使用する場合はある程度ケースの排熱も考慮しないといけないので、搭載可能数が3個以上あったほうが良いでしょう。
8.裏配線
裏配線とはマザーボードの裏側からケーブルを回して配線する配線方法です。
ケースが対応している必要があります。
画像のケースはかなり裏配線がしやすいタイプですね。
ケース内がすっきりする配線ができるので、ケース内の空気の流れが良くなって熱がこもりにくくなる、見た目が良くなる等の利点があります。
裏配線を使用しなくても綺麗に配線できなくもないんですけどね。
9.ラジエーター対応
ラジエーターは水冷を行う際に必要なパーツです。
もし水冷を考えている人は使用するラジエーターのサイズにケースが対応しているか確認しましょう。
最近は水冷も一般的になってきましたが、発売時期が古いケースは対応してない場合が多いですよ。
10.GPU縦置き
割と最近のケースに多いですがグラフィックボードを縦向きに設置できるタイプがあります。
魅せるケースをしてはとても大事な要素だったりします。
関連:グラフィックボードを縦置きできるケースと縦置きの注意点・非対応ケースでも縦置きに – 浅く広くPCゲーミング
おまけ
トータル200種以上のPCケースのリストを作ってます。ソートも可能なのでケース選びの参考にどうぞ
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