CPUの温度が高い時に読む、温度を下げる6のステップ

自作PC
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CPU温度が高いとCPUへのダメージ、CPUの動作異常に性能低下、CPU付近の部品へのダメージと悪い事ばかり。

適正温度まで下げる難易度やコスト順に4ステップを紹介します。

1.掃除:難易度1 コスト1(0円~) 効果1

基本ですね。

最近のPCケースは吸入口にフィルターがついてるパターンが多いですが、そのフィルターが埃で目詰まりすると空気が吸い込めずに熱がこもります。

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フィルターの目詰まりは空気循環の敵

定期的にフィルターを掃除するようにしましょう。

水洗いをすると、洗った後完全に乾かさずに使用した場合に内部に湿気を撒く事になるので、掃除機やエアダスターで埃を飛ばしましょう。

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また、ケース内部に埃がたまっている場合もあります。

ケースにフィルターが付いていてもフィルターのない場所からの埃やフィルターを抜けた小さな埃がケース内に溜まります。

こちらはエアダスターでの掃除を推奨。

2.ケースファン追加 難易度2 コスト2(1200円~) 効果2~3

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PCケースのファン、足りてますか?

例えばミドルエンド以上のグラボとCPUを同時に使用してるのに、ケースファンはリアの1個だけだとケース内の熱を上手く外に出せずにCPUもグラボも温度が上がってしまいます。

グラフィックボードとCPU両方の温度が高い場合は大抵ケース内の空気の流れが悪いので、ケースファンを追加しましょう。(掃除でほこりが無い前提)

グラフィックボードが無くてケース内の空気の流れが悪いか判断できない人も取りあえずファンの数が合計2個になるようにしましょう。

※CPUクーラーのファンは数に入れないように

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オススメ FAN Noctua NF-F12 PWM – 120mm Cooling Fan

ケース内の空気の流れが良いと電源やマザーボードといった他のパーツの温度も下げられるので迷ったら増やしましょう。

ただ増やすとファンの騒音や消費電力の増加があるので注意。

消費電力自体はそこまで気にする事でもないですが。

3.グリス交換 難易度3 コスト1(1000円前後) 効果2

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オススメグリス

Thermal Grizzly社製 オーバークロック用特別設計高性能熱伝導グリス Kryonaut 1g

CPUとCPUクーラー間のグリスを高級品に交換することで熱伝導度を上げて冷却効率を高めます。

特に安物のグリスは経年劣化でカピカピに乾燥したりするので1年以上使ってるPCだと効果高かったり。

CPUクーラーを外さないといけない為難易度は少しありますが、小さいクーラーやCPU付属のクーラーならさほど苦にはならないでしょう。

4.クーラー交換 難易度4 コスト3 3000円~ 効果4

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現在使用しているのが初期品なら10度くらい効果が期待できるのがこちら。

難易度が高いのは交換難易度も多少ありますが、選定の難しさ。

小型のものなら特に問題ないのですが効果は薄いし、大型のものはグラフィックボードやメモリと、ケースとの干渉を考慮して選ばないと買ったけどメモリスロットが使えなくなった等の問題が出ます。

大型のものを買う際は

・ケースのCPUクーラー上限の確認

・メモリとの干渉

・グラフィックボードとの干渉(これはあんまりない)

に注意しましょう。

5.CPU電圧調整 難易度4 コスト0 効果3

CPUのVCore電圧を調整します。

初期設定だと自動調整になっている事が多く、必要な電圧よりも多めに盛られます。

UEFI(BIOS)でオフセット調整(目標値からxVずつ下げる)して発熱を抑えられます。

コスト0でそれなりの効果が得られるのでが、調整を失敗するとCPUにダメージが入ったり、復旧に苦労します。

ちなみに調整後の負荷テストでは何ともなくても実使用中に不安定になる事もあります。

自分もVCore電圧調整後に3日に1回程度突然電源リセットされるようになったので元に戻しました。温度自体は5度くらい下がったんですけどね。

参考

www19.atwiki.jp

6.殻割り 難易度5 コスト3 5000円~ 効果5

そこそこのコストで20度以上下がるかもしれないが圧倒的な難易度(リスク)を持つ殻割り。

オーバークロックでもしない限りはオススメしません。

最近はキットも発売されて割と安全に行えるのですが、キット購入すると結構な合計金額になってしまうのと、液体金属の封入作業中の破損等も考えるとやはり危険です。

参考:自分がやったときの記録です

www.asahirogame.com

本格水冷 難易度5 コスト5 効果5

見た目よし、冷えよし、難易度(ケースの対応とかも含めて)かなり高し

自作の最高峰的なところありますが、冷却目的よりも見た目のカッコよさを狙う事も多いので費用対効果で言うとどうなのかなと思います。

CPU冷やしたいだけなら空冷の方がリスク的にもオススメ。

まとめ

いかがですか?

これなら出来るって事があったんじゃないでしょうか?

CPUは比較的耐久性の高いパーツですが、何度も70℃近辺までいってしまうような事があればこの記事を思い出して対策を立てましょう。

関連:グラフィックボードが熱い時の対処法 Afterbunerを使った対処法や温度の確認方法 – 浅く広くPCゲーミング

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